昨日、母さんに言われた。
「16歳にもなって」
続きは聞かなかった。
また、不安定になってグラグラになって
切っちゃうと嫌だから。
母さんはよく、言った。
「4歳にもなって」
「小学生にもなって」
「6年生にもなって」
「中学生にもなって」
そうだね、歳と身体は成長してるよ。
見た目は変わってるよ。
どんどん、変わってるよ。
でも心は変わっていないんだ。
止まったままの部分があって
進んでる部分もあって
自分でもわかる、不安定。
『私を産んだ人』とか『あの人』と母さんを呼んでいた時は
存在を恨んだ。
それと同じぐらいに、崇拝していた。
なんでかな、私にとって母さんは神様だった。
絶対的な権力者。
今はどうだろう。
どこかではそう思ってしまっているけど
大方、ただの「私を産んだ人」に戻ってきている。
感謝できない自分が憎い。
「16歳にもなって」
続きは聞かなかった。
また、不安定になってグラグラになって
切っちゃうと嫌だから。
母さんはよく、言った。
「4歳にもなって」
「小学生にもなって」
「6年生にもなって」
「中学生にもなって」
そうだね、歳と身体は成長してるよ。
見た目は変わってるよ。
どんどん、変わってるよ。
でも心は変わっていないんだ。
止まったままの部分があって
進んでる部分もあって
自分でもわかる、不安定。
『私を産んだ人』とか『あの人』と母さんを呼んでいた時は
存在を恨んだ。
それと同じぐらいに、崇拝していた。
なんでかな、私にとって母さんは神様だった。
絶対的な権力者。
今はどうだろう。
どこかではそう思ってしまっているけど
大方、ただの「私を産んだ人」に戻ってきている。
感謝できない自分が憎い。
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